うみのかぜです。
今回は基本戦術の魔法カウンターについて記述します。
魔法カウンターとは初級魔法(ボルト魔法)とカウンターを交互に使い、
敵からのダメージを受けずに封殺する戦法です。
初級魔法の種類
初級魔法には以下の三種類があり、
すべてダンバートン学校のスチュアートが販売している本で覚えられます。
|
略称 |
硬直効果 |
チャージ数 |
チャージ効果 |
アイスボルト |
IB |
短め |
最大5回 |
溜めた分を1発ずつ発射可能 |
ライトニングボルト |
LB |
長め |
最大5回 |
火力と巻き込み範囲増加 |
ファイアボルト |
FB |
強制ダウン |
最大5回 |
火力増加 |
この中でもっとも多く使用されているのが
アイスボルト(IB)です。
次いで
ファイアボルト(FB)
が強制ダウン効果を主目的として使われます。
ライトニングボルト(LB)だけは初心者のうちは使わないかもしれません。
アイスボルトと
ライトニングボルトは特性が似通っており、
アイスボルトの方が消費マナが少ない、必要APが少ない、連射が効くといった点から
アイスボルトの方が使用シーンが多いとされています。
魔法カウンターの基本的な考え方として、
大半の敵は認識状態で非ダウンかつ非クリティカルの攻撃を受けると100%アタックに来るので、
少し離れた位置から
アイスボルトを当て、カウンターを準備するのが有効とされています。
この
アイスボルトとカウンターを交互に使って敵を封殺する戦法をIBカウンターと言います。
IBカウンターが通用しない一部の敵には
ファイアボルトを用いたFBカウンターで対応します。
IBカウンター(ICまたはIBC)
まずIBを二発詠唱しておきます。
→IB一発目を当てます(こちらを認識させる)
→IB二発目を当てます(アタックにくる状態にする)
→即座にカウンターを準備します
→カウンターで敵を吹き飛ばした後、IBを詠唱します
→敵が起き上がったらIBを当てます
→即座にカウンターを準備します
(以降ループ)
基本の流れは上記の通りです。
もし準備中に敵に気づかれた場合、IB2発目は必要ないので
1発だけ詠唱して当てた後、即座にカウンターを準備してループに入ります。
コツとしてカウンターのモーション中に既に魔法の詠唱は可能です。
IBランクFでも最速入力をしていればモンスターの起き上がりタイミングには詠唱が完了します。
この最速での入力に慣れておけばゆとりが生まれ緊急の事態にも対処し易くなります。
また、アタックと同じように硬直時間も体感で覚えておくと便利です。
IBの硬直は意外と長く、キャラ三人分程の距離でIBを当ててもカウンターは間に合います。
逆に言えば、それより近い場合は殴るかディフェンスしか無くなるとという事ですね。
(補足1)ICの注意点
①IBをディフェンスされると通常より硬直時間が短くなる。
スキル発動をしっかり見ていれば、スマッシュに行く方がおいしいです。
また、敵が物理攻撃を弾き軽減する
ヘビースタンダー(HS)を持っていると、
カウンターでHSが発動した場合にはダウン時間がやや短くなります。
②IBクリティカルが発動した場合、100%アタックには来ない。
来る事もあります。AIにランダム性があるという意味です。
距離があれば再度詠唱、無ければガン待ちが無難です。
③ダウン中に当てると強制復帰が起こる。
詠唱が早くなるIBランク9以上になってくると起こり得ます。
ダウン中の敵に攻撃を当てると物凄い早さで報復に来て危険なので
敵の起き上がりモーション以降に当てるよう心がけましょう。
(補足2)レンジやアタックからのカウンター
弓のレンジや近接のアタックでもIC同様に敵の行動をアタックに誘導する事が可能です。
ノックバックやダウンまで連続攻撃せず、1打当ててカウンターを準備すれば、
魔法カウンターと同じような事ができます。
ただし、アタックの射程では1打の硬直が長い武器(両手剣やメイス等)でないと、
敵の硬直中にカウンターの準備は間に合いません。
また、
ナチュラルシールド(NS)や
ヘビースタンダー(HS)持ちのモンスターには通用しません。
LBカウンター(LCまたはLBC)
LBも基本的にIBと同じような使用方法となりますが、
あらかじめ二度詠唱しておき二発連続発射するといったIBのような使い方は出来ません。
一発詠唱して当てて、また一発詠唱して当てる事になります。
LBのメリットとしてはターゲットを中心とした小範囲攻撃(巻き込み攻撃)である事が挙げられます。
また、硬直時間がIBよりもやや長く、ダメージ倍率もIBより高めなので、
カウンターのダメージより魔法ダメージに期待できるINTの高いプレイヤーに好まれます。
マビノギは序盤にINTが上げにくいので、エンドプレイヤー向きと言えます。
FBカウンター(FCまたはFBC)
雑魚モンスターはICやLCで安定して倒せるのですが、
一部、非ダウン非クリでも100%アタックに来ないAIのモンスターが居ます。
これらとの魔法カウンターは待ち戦になる事もあります。
それどころか、IBやLBを自動で防御してしまうものも居ます。
マナリフレクター(MR)持ちのモンスターです。
そんなモンスターに有効なのがFBの強制ダウンを利用したFCです。
ICのように100%アタックに来させる事が不可能な為、
FCが必要なケースは粘りながらの戦闘となることが多いです。
同じMR持ちのモンスターでもゴルゴン等の動物系はアタック率が高く、
サキュバス等の人型・魔法系はアタック率が低い特徴があります。
MR動物系なら比較的カンタンにFBとカウンターの交互で倒せます。
MR持ちとの戦い
上述したFBカウンターが有効な戦法ですが、
MR持ちのモンスターはIBやLBを弾くと9割方アタックに来るので、
防御されてもカウンターが間に合う距離からIBを当てるという方法もあります。
これは主に人型に有効です。
アタック率が低い=こちらからの攻撃チャンスが多いという事でもあります。
具体的な流れとしてはまずFBを当て、IBを詠唱します。
以降モンスターの行動によって分岐しますが、以下のように対応します。
①アタックしに向かってきた→IB詠唱中断→カウンター
②スキル発動orモジモジしている→そのまま詠唱完了し、IB→カウンター
また、キア攻略にも記述しましたが、
IBをディフェンス(DF)した際の硬直はMRがあろうと無かろうと同時間発生するので
DFだと分かったのであれば、IBを当ててカウンターという手段もあります。
(MRの自動防御ではなくDFスキルで防御した場合)
何にしてもMR持ちとの戦闘はAIを読めないと基本的に勝てないので、
負けて覚えるしかないようなところがあります。オーガとか。
あいつめっちゃストンプしてくる。。。
最大射程の活用
最後に、マビノギには
最大射程というものがあります。
IBを詠唱した状態でレンジアウト(射程外)からモンスターを長押ししてみてください。
自動で近づいて行き、レンジ(有効射程)に入ったところで発動してくれます。
(魔法詠唱→敵をターゲット→Aで自動戦闘へ切替でもOK)
見た目上はレンジアウト表記のままなので、
射程外から魔法を発射したようにも見えますが、これが
最大射程です。
この
最大射程からであれば、IBをダウン中のモンスターに当てたり、
MR持ちに当てて弾かれても、カウンターが余裕で間に合います。
覚えておくと手動で近づいて打つよりも遥かに安全に戦えます。
以上が魔法カウンター戦法の基礎です。
マビノギはモンスターとまともに殴り合って勝てるゲームデザインではないので、
ステータスの低い序盤はもちろん、高難易度のコンテンツでも魔法カウンターは
主力で使われるほどに戦法の基本になっています。
逆に言うとこれだけ覚えておけば高難易度のコンテンツにもついて行けるので、
戦闘があまり好きじゃない方も覚えておいて損はないかなと思います。
ではでは、今回はこの辺で(*゚ー゚)ノシ